フィットネスインストラクター・トレーナーのキャリアマガジンNEXT編集長  岩井智子の日記


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IDEAワールドコンベンション2008

に参加してきました。週明けNEXTの入稿があるので、一足先にラスベガスを後にして、只今ロサンジェルスの空港で久々のブログ更新です。

 今回私は、プレコンベンションから参加。プレコンベンションはフィットネスディレクター向けのセッションでしたが、「どのように全体のフィットネスプログラムの価値を高めるか」「限られた予算の中で、新しいプログラムやエクイップメントを導入する方法」「パーソナルトレーニングのビジネスモデル」といったセミナーがあり、運営面のトレンドを垣間見ることができました。

 アメリカでは、フィットネスの参加率が15%を超え、フィットネスクラブも競合が激しくなり、業態の多様化が進んできました。そしてここにきて、プログラムでの差別化も本格的に始まっています。そのひとつの例が小規模のジム・スタジオタイプのジムで、プログラムのクオリティを高めた「ブティッククラブ」と呼ばれるもの。ここでは、「ハイブリッドプロフェッショナル」と呼ばれる、グループの指導もパーソナルの指導もできる人が活躍しています。クラブの収益としては会費収入が主なので、このハイブリッドプロフェッショナルは、その会員維持に有効なグループエクササイズも担当しながら、パーソナル指導で会費外収入も高められる。本人も、グループエクササイズとパーソナルを両方担当することで、自身の収入を効率的効果的に高められるわけです。こうしたプロフェッショナルは知識や指導技術も高いので、グループレッスンもパーソナルレッスンも高いクオリティが提供できて、クラブは会費もパーソナル指導料も高く設定ができることになる。こうしてクラブもプロフェッショナルもメンバーもハッピーなブティッククラブができると。

 プレコンベンションで感じたのは、米国のインストラクターはどうしたら自らのフィーや地位を高められるかを考えて、自分たちで環境をつくろうとしていること。そのために市場にはどんなニーズがあるのか、経営者は何を考えているのか、といったことを考えながら自らのアプローチを考え、実践しています。とても逞しいなと思いました。
 反対に何も考えずに仕事をしている人を指す「ホビーインストラクター」という言葉もあるようです。日本でもインストラクター・トレーナーの域を超える「プロフェッショナル」が一人でも多く誕生することに、NEXTができることを考えて実行していきたいと思います。
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by fitnessbusiness | 2008-07-12 04:28 | 取材日記