遅ればせながらHFJ報告
2007年 06月 23日
6月12日~14日に開催されたHFJ2007、今回は約18,000人の方が来場したとのことでした。
私が司会を担当しました「フィットネスプログラムの現状と課題」では、綿密な打ち合わせをしていたにも関わらず、私自身とても勉強になりました。
アスリエの高田さんは、トレンドの考え方や、欧米と日本のクラブのトレンドの違いなどをとても分かりやすく解説してくださり、特に印象的だったのは、プログラムを投入するときに、そのライフサイクルを予め予測して、投入したプログラムをはずすところまで考えてから投入すべきという話。
また、ティップネスの上野さんが話していた「ジェントロジー」の考え方もなるほど、と思いました。アンチエイジングが加齢に抵抗して若くありたいという考え方なのに対して、ジェントロジーは、楽しく生き生きと歳を重ねましょうという考え方。40歳を目の前にしている私にとっては、わらにもすがって、おばさん化するのを避けたいという「アンチエイジング」のほうがぴったりきますが、もう少しすると、ジェントロジーの境地に入れるのかも。
ルネサンスの望月さんは、いつもながらプロフェッショナルプレゼンターという感じで、とても刺激を受けました。
プログラムは、投資に対しての効果や、見るべき指標が明確になっていないところに課題が残ります。プログラムがクラブ経営にとって重要なのは、みんなが何となく思っていることなのに、経営課題や投資の順番としては、後回しにされがち。でも、これから、この辺りのこともフレームワークが確立されていくに違いありません。これからはプログラムの時代、インストラクター・トレーナーの時代ですから。
by fitnessbusiness
| 2007-06-23 18:51
| 取材日記